商品の配達状況をクロネコヤマトの荷物状況で確認したら、 調査中 なる表示が出てきましたというお話。 初めて目にする 調査中 の表示に少し戸惑いを覚えつつ、これはいったい何を意味する状態なのか、最寄りのクロネコヤマト担当店に問い合わせてみました。
ヤマト運輸の荷物はネットで配達状況を確認できる
大抵の場合、商品の注文で利用したお店から送られてくるメールに「追跡番号(お問い合わせ伝票番号)」が記載されています。
いつもなら追跡番号をクロネコヤマトの荷物お問い合わせシステムに入力して照会すると、販売店から発送された配達中の荷物が今どこにあるのか、また、クロネコヤマトの各拠点でどのような扱いを受けたかの詳細を確認することができます。とっても便利ですね!
私は定期的に必要な日用品からちょっとした小物類まで、思い立ったときにポチポチできるAmazonで済ませることが多いので、運送会社の方にはいつもお世話になっています。
買い物も楽しいですが、店先であちこち探し回らなくて良いのも利点のひとつ。楽ちんでありがたい。暑い日も寒い日も爽やかに荷物を運んで来ては風のように去っていくクロネコヤマトのお兄さん・お姉さんに感謝です。
この頃は最初から宅配ボックス指定での受け取りもできるようになり、不在にするときには予め知らせておけるのも良いシステムだと思います。
当時、発注先から「発送したよ!」のメール連絡を受けて数日が経過した頃。
いつもならそろそろ届いても良い頃なんだけど・・・と思いながら待っていたもののなかなか来ない。
あまり急ぎのものもないので、多少荷物の到着が予定より早まろうが遅れようがそれほど気にしていなかったのですが、同時期に発注した別の荷物は届いたのに1つだけ音沙汰がないのはおかしいなと思い始め、配送状況を確認することに。
発注してからしばらく経っており、何かトラブルでもあったのかなと思っていたところ、やはり何かありそうです。
初めて目にする「調査中」の表示が出てきました。
追跡番号の問い合わせで「調査中」になる理由
どうやら「調査中」というのは、配達にあたって何らかのトラブルが起こったということを意味するようです。
クール宅急便だったか何かで宅配ボックスが使えず「不在のため持ち帰りました」という状態になったのは見たことがありましたが「調査中」とはこれいかに?
さて、調査中の表示には、今回の私のような単なる「調査中」表示の他に、次のようなものもあるようです。
- 調査中(住所不明)
- 調査中(受取ご辞退)
それぞれ理由が想像つくあたり、わかりやすいですね。
住所が間違っていたり、汚れやそもそも書いてなかったりとかで判別不明な場合は住所不明ということになるのでしょう。受け取り辞退は、誤って送られてきたもの等でしょうか。
そして、調べていくうちに「調査中=問題発生の状態なので、そのままだと荷物が届かないことがある」なんて、なんとも気になる情報まで目にしてしまい、少し焦りを覚えることに。
これはもう調査中の表示になっている拠点に聞いてみるほかあるまいということで、電話で解決を決意。
ヤマト運輸の拠点に問い合わせてみた
改めて確認ですが、追跡番号をクロネコヤマトの荷物お問い合わせシステムに入力して照会すると、荷物の状態の変化がわかります。
抜け漏れあるかもしれませんが、ざっくり下記のような順序で進みます。
- 荷物受付:荷受け拠点で荷物が確認された段階
- 発送:荷受けした拠点から荷物が持ち出された段階
- 調査中:今回のように途中でなんらかのトラブルがあった場合
- 作業店経由:異なる拠点を経由して荷物の載せ替えなどを行う場合
- 配達中:配達先の最寄りの拠点から荷物が持ち出された段階
- 配達完了・投函完了:配達先に荷物を届け終えた段階
荷物の状況を確認すべくセンターの連絡先を調べる
今回は荷受け拠点の次に荷物を経由した拠点の名義で「調査中」の表示になっていたため、この経由拠点に対して荷物の状況を確認してみることにします。
通常、お問い合わせシステムでセンターの名前をクリックすると連絡先が表示されるようになっていますが、今回「調査中」表示になっている拠点には詳細表示リンクがありませんでした。
同センターの名前を検索すると番号がわかりましたので、そこに電話をしてみます。
センターの担当者に聞いてみた
電話はすんなりつながり、丁寧なお姉さん?に対応いただきました。
お問い合わせ番号を伝えて状況を確認してもらったところ、やはり配送にあたってトラブルが生じていたとのことでした。
概要を整理するとこんな感じ。
- 対象の荷物は仕訳時に誤って異なる荷物に紛れ、本来配送すべきセンターではないところに来てしまった
- 再度最寄りの配達拠点に移動してからのお届けとなるため日数がかかる
とても丁寧にお話いただいたものの、結局こちらにも対応いただいたお姉さんにも何かすぐにできることはなく、しばらく待ってたらそのうち届くから大丈夫ということなので待つことに。。。
今回のケースは、問い合わせないと荷物が届かないということにはならなさそうな雰囲気でした。
まとめ
当たり前のように届く宅急便にもこうしたトラブルが起こるように、何事も「100%完璧」ということはないものだと改めて思いました。ミスのないようにはもちろんですが、そうなったときにどうするかも考えておきたいものですね。
そして、何か問題が起きたときは様子を見て正しい判断を考えることも大切ですが、不安や疑問を解決する手立てがあるなら調べてみるなり、問い合わせてみるなり、自分から動くことも大事だと感じました。
今回調査中の荷物について問い合わせた際、ついでに「調査中」ってどういう状態なんですか?と聞いてみたところ、これも丁寧にお答えいただきました。
今回のように誤って配送にトラブルが生じてしまうケースは、小さな荷物(特に小さくて薄い荷物)が仕訳時に他のものと混ざってしまうことで生じることが多いということでした。
インターネット上でも「機械で仕訳するからどうしても起こることだ」という意見もあり、なるほどです。この他、住所不明や受取拒否もある、と。
また、荷物が破損してしまった場合にも調査中とする場合があるとのことでした。その際、箱の破損や液漏れなどでの汚損の原因がクロネコヤマト側の不備であった場合は、30万円までは補償されるのだとか。
何はともあれ、いつも迅速に荷物を届けてくれる配達員の方に感謝しつつ、いつもより遅いなと思ったら念のため確認してみることが大切ですね!